[ 追伸 21世紀 (2005 年) 初頭から・・・??
  DateBase 化とパテントの消滅・・

Update 11th Apr 2005
Fixed 17th Nov 2012 Flets光 HotSpot

PCDEPOT WEB本店/OZZIO
 僕は 1999 年に 2000 年問題の回避のために自作した PC/AT 機を 電気信号のお化けという道具箱 -- Unit で紹介しているが、2005 年夏に猛暑の中で突然 machine は沈黙した。考えれば、 5 年の間毎日僕とともに問題解決を思索したのだし、 2003 年中は毎日曜日に一日中 当時の自分会社の WebPage の製作に孤軍奮闘していたのだから、 仕事量から言えば一般の方の 10 年に近い時間を共有したのかもしれないと思う。
AMD64 939 3000+ (1.8GHz)  従って、家内の許可を得て case と drive 以外は全面的な改修を試みた。 時代の変化は早すぎてまるで浦島太郎に近かった僕も、 PC-DEPT で最新の機材に触れた 事は幸いだったと思う。(もっとも、game 機を構築してしまったのではないかという危惧 はあるけれども・・。)
ASUS A8V-E Deluxe/MW-JAY  購入した HardWare は以下の具合、MotherBoard=ASUS A8V-E Deluxe/MW-JAY、 VideoBoard=ELSA Gladiac 544TC (PCI Express x16) CPU=AMD64 939 3000+ (1.8GHz) Memory=512MB (512MB x 2 で dual になるんだそうだ・・仕事利用の僕には時期尚早)という 何とも Graphic 志向の内容だ・・。だってそれしか無いのだ。今時(2005年)の自作 machine を やるオタクなんていうと目的はそれしかないのだと教えられた次第である。 仕事に利用する僕の場合は、 上記のようなスペックが必要なのかと疑いたくなったりもしたが、 なにせ周辺の application が最新にしか対応しないよと言っているのだから 致し方ない事情もある。残念ながら諦めに似た感情で自戒せざるを得ないが、 いずれ Video の編集を仕事でやらなければならない事態になっているのだから、 脳天気に昔が良かったなどと言っている訳にもいかないのは事実だ。

ELSA Gladiac 544TC (PCI Express x16)  もっとも、快調である! すばらしく早い! これまでの application の起動時間が嘘のよう だ・・。もっとも一部だけを早くしても、速度を引きずる部品はあるからこれも順次交換して いくことになる・・(HDD の一台は 66MHz Bus speed だから、なんという使い方をしているのだ と若い方からお叱りを受けそうだ・・) 2005 年12月にようやく 166MHz の 160GB HDD に変更したので、ようやく引きずる部品は無くなった けれど、BigDrive 認識の Upload に結構てこずった・。
 これに続くこと、2008/5/1 上記の MotherBoard は突如破損した。 BIOS をまったく認識しなくなった理由は、突然僕が強制 OFF したためではある。 せっかちな性格は永遠に変わらないのだと諦めて後悔した。 幸いなことに PC-DEPOT に安価なセットがあり難を逃れた。 僕の利用時間が普通の人は比べられない程度、尋常ではないということなのだろう。 ちなみに出費は 13400円 でした。(Baby AT board + AMD CPU 3200 set + memory512KB) PC-DEPT の親切な方に感謝!!。
PCDEPOT WEB本店/OZZIO 暇つぶしなら最高の商材だと思うけど ?
なぜって誰にも迷惑がかからないし、出来上がれば個人的最高傑作なんだ
  その後は、2010年引越しのさなかにまたトラぶった。 バッテリーボタン電池が死んだ。その上電池交換後の BIOS リセットを間違った・・壊れた・・。 年だっと思ったのは事実、昔の冷静さはもうなくなったのだと思う。 結局、あわてて近くの店舗を探したら、引越し先にもPC-DEPOTが巨大店舗で存在した。ついには、下取りしてもらって 今回は Unit ごと購入した。 Intel COREi5 なる最新の Unit であり、こいつは MOUSE COMPUTER 社の OEM らしい(?)けれど、まぁ気に入っている。いずれ、この店舗は詳しい人が多いのか 親切な対応が目立つ・・。

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* 息抜きに、やってみる ?? *

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  もっとも、この Game 世界に埋没しないことだ。自己喪失のほとんどの原因なのではないかと 僕は疑っている。僕は Internet 上の game はしない。第一その暇がないので致し方ない。 Computer の今できることを確認するためには遊びも必要であることを僕は認めるけれど、 あくまでも確認のためでしかないということを忘れないことだ。
 2009年12月末、Epic Games社の Unreal Engine 3 という 3D game 開発キット Unreal Development Kit がなんと Free で公開された。僕としては開発環境であるあまりに豪勢なスペックは 持っていないこともあり、着手して開発なんてことにはならないのだが・・、 21世紀になった今、すでに有能で斬新な作り手を増やすことによって、 優れた作品を得たいという考えなのだろう。

 2008年6月8日の白昼に秋葉原で起こった大量殺人事件には言葉を連ねられなくなりそうだと 僕は思っている。なぜなら誰でも良かったというあまりに刹那的な言葉の中に、 実は規律の中にこそ自己実現の方法を教えることの無かった教育制度の怠慢を思うからだ。
Kindle   「自由と規律(イギリスの学校生活 =岩波新書) 」 という本がある。戦後に書かれた英国の高校生活の本ではあるが、 その内容を読めば驚いてしまう。戦前のスポーツマンシップとはどんな物だったのか・・、 年寄りの僕でさえ、その本質については読後に自戒した。規律を体験したことのない若者たちに 自由など謳歌できるものかとさえ思ってしまう僕は正常だと思うのだが、これを実行するとなると プロの教育者たちでも無理のようだ。英国の植民地であった国の末裔たちが、だれも英国に 悪態をつくことが無いことに貴方は何を思うだろうか。そこには、規律という厳格な姿勢を教えた 英国の聖職者たちが紛れも無く存在したことを教えてはいないだろうか・・。 当時の日本の若き天皇が訪問した時の逸話さえ記載されている英国の高校の話に、親としての僕は 自戒せざるを得ないのは当然かもしれない。
 同じ精神を持って、僕は 21世紀の Computer 利用の 方法について記載を追加することにする。なぜなら、好奇心はあっても探究心の無い若者が 増加したからだ。新聞記者のようにメモを取り取材を続ける若者がいる・・。残念なことでは あるが、探究心があればメモなどする必要はないのだ。第一、この僕がメモ魔であり、かつては どこにメモしたかさえ忘れてしまった人間のひとりだからだ・・。

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 この章は 2005 年、つまり 21世紀になって追加されるものだ。 僕は DOS という創世記の Computer system と同時代を共有してきたけれども、 いまや、この国は Windows 一色となった。  そもそもの所謂パソコン(PC=Personal Computer)というものが成立したのは 16進法を持ったノイマンの遺産であることをすでに 電気信号のお化けという道具箱 -- Unit に記載した。 また DOS/V の登場は、いまや世界標準である 32 bit Windows の GUI (Graphic User Interface)への橋渡しをしたことを DOS/V という黒船の再来 で記載した。 さらに、成立途上の「情報市民」に耐える利用者が自己検証しなければならない Internet の毒と薬についても記載した。 それは、この世紀初頭になっても何ら事態は変わっていない。
 僕が同じ歳の仲間や、僕より若い 後輩たちに申し述べたいことはそれほど沢山あるわけではない。 君は「おたく」と呼ばれるほどの自信を持てる分野を持っているか? 、 君は「このことになると異常だ」と呼ばれるほどの分野を持っているか?、 君はやがて主役となる後世の若者たちが身近な誰であるかを知っているか?、 君は旧来の自己を保全したいのではないのか・・?。  現実の Internet 抜きの旧来の社会がそうであるように、Internet 社会も同様の 虚飾に満ちた現実社会と同化しつつあるし、どうせそうなると貴方は思うかもしれない。 確かに、プログはかつてのマスメディアが犯してしまった落とし穴(楽屋落ち or やらせ)の結末と あまりに酷似していることは、意見を書き連ねようとする行為そのものがその落とし穴を 内包しているとしか考え様がない節がある。

 所が、Internet 全体はそう悲観的でもない。創世記同様の善意に満ちた Internet 社会は静かに構築されつつあると言っても過言ではない。 間違った記載は、閲覧者から直ちに指摘される現実がある。僕自身も 何度も親切な方から記述の間違いを指摘されて現在に至ってる。 [ Computer の将来・結語の章末に掲載した フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 GNU Free Documentation License の下、情報市民たちが寄ってたかって 世界最大の百科事典を構築しようとしているからだ。
 他方では有料だったはずの、 かつての巨大な ブリタリカも今や OnLine で月£2.00 で利用できる様になった。 しかも有用な WebPage には審査の上ではあるも、特定ページへの無料のリンクコードを提供し始めた。 (2008/5月) もっとも僕も申請してから、未だに音沙汰なしである。

Free Britannica on line £2.00/month 現在は online で有料利用できる
 その立証は貴方も簡単に連想できる環境の中にいる。21世紀になって企業は自己の仕事上に 必要なあらゆる事柄について Database 化を試みてきた。手順や順番はそれぞれだろうけれど、 すでに構築された部分での誤りの少なさと言ったら、それはこれまでのどんな記録書類より 正確無比だという事だ。上記の寄ってたかって間違いを指摘した社員たちのおかげで、貴方の会社 のそのデータは常に変更改正を繰り返してきたことになる。それは僕の会社でも同じであり、 社員であれば誰でも見れる明るい太陽の下に公開されてしまったデータは、 まるで Adam Smith が提唱した「見えざる手」によって勝手に良質化していってしまう。 21 世紀の人の営みの全体の潮流がここに示されているといっても過言ではないだろう。
 上記の個別の目的に向かって作られたデータペースを「関係する」という指標によって かき集めたものが、 リレーショナルデータベースだという事になる。 その目的を目指して PC で以前から成立した SoftWare は MS-ACCESS なのであり、 それぞれの目的に向かって作られたデータペースは個別に存在して、連動させることが出来た。

 2007年になって僕は仕事上中国への出張が頻繁になった。訪問先が莱州(Laizhou)という 青島(Qingdao)から車で3時間くらいの所だ。あまり観光で行く場所ではないので フォートラベルという旅行情報を口コミで まとめている Site に情報書き込みをしたのだけれど、これがまたブログなる最新の機能のおかげで 以下に写真のスライドショーが出来てしまう。すでに情報は縦横無尽にネット上を駆け巡っている。
 実際に何度も訪問してしまった中国、つまり海外について書き記しておきたい。 これらの旅行の一番の驚愕の事実は、日本と日本以外の携帯電話の互換性が全くないということだ。 僕は2度目からレンタルの携帯電話を借りたのだが、 納得したのは「DOS/V という黒船の再来」と同じことが またも繰り返されているという現実に気が付いたことだ。 Motolora の G type 携帯はこの国では高価で利用する対価を超えている。 なんでこうなるのだろう・・。まるで NHK の Hi-Vision の失敗と同じ経過だと思えてしまった。 固定電話機を守ろうとする姑息な現状維持が根底にあるのではないのかと僕は疑問に思う。 いずれこの違和感も月日をかけて解決することにはなるのだろうけれど、内外格差を 生み出す理由は、日本人の先見性とその実現性を世界に認めさせる動きを忘れてきた 内気な国民性の現れなのかもしれない。中国人の利便と利害に対する執着の凄さは 大阪弁を使う人々でなければ太刀打ちできないのではないかと言う方さえいるようだ。


1分=1円は安い?! Gloval SIM form UK
 この時、僕は国内の海外用携帯電話を利用したけれど、本体を送付するものやら、 SIM card を送付してくるものやら、色々のようだ。利用している国内で電話の型式が 最近のものであれば、SIM Card 交換で利用できるようだが、2009/5 月の中国訪問は 多少の驚きもあった、国内で僕が利用している携帯電話が中国本土で到着 15 分後には 3本も受信可能表示に変わったからだ。今は自動的に感知するようだが、国際ローミング サーピスと解釈したため、直ちに僕は電源を切った・・。特に必要がなければ、 いらなかったし、出張の目的は果たせたから良しとした。請求金額に驚くくらいならば 電源を切ってしまう方が良しとした僕の解釈は正しいだろうか・・多少の不安は存在する。
 PlanetPhoneCards は昔ながらの公衆電話用プリペイドカードだ。 世界中分販売しているから地球上の行く場所によっては便利だと思う。 Sim4Travel や、 0044 は英国の EU 全体に対応した同様の Card レンタル会社だ。英国へ 行くのならば使ってみる価値があるだろうと思う・・安い。 もっとも国内でも CardMura は同様に海外専門のプリペイドカードを取り扱っている。

 言い換えるならば、同様にそれぞれ個人の小さな目的を満足させるために 存在していた webpage があるとしよう。 これが、上記同様に Internet 上で連結していく・・。個別の内容が正確無比だという前提 に立つならば、この連携は Intenet の無い社会では成立し得なかった巨大で正確な リレーショナルデータベース を net 上で構築して行くことになる。これまでの紙の社会では すでにある基礎データの変更は本全体を製本し直さねばならないが、電子データである複合データ を構成する基礎データは、アクセス権限のある人がその責任に置いて実行できることになり、 そこには、旧来の上司の許諾や承認賜りたいなどという稟議書の文言は存在しない。 考え直せば、トップダウンであるよりボトムアップの方が遥かに重厚な内容となる構築物を 作りやすいという事だ。貴方の目前で動作しているその OS も同様の手順でなければ 構築し得なかった・・。
 Internet の作り出したもの・・、それはまさに正確無比なデータを作り続けている 個別のテーマを持った一種の「おたく」たちに支えられることになる。 否、商売ペースでかき集めたアフリエーター(affiliater) たちによって支えられているのかもしれない。 その一人は貴方であり、僕であり得ると思う。つまり、続けるという行為を伴わないと Link が消えて行く。 「継続は力なり」といった人が誰であるのかを僕は忘れてしまっているが、 「継続しないことは脱落である・」という新しい、しかも厳しい検証の下に僕たちは生きている。 上記はとてもしんどい・・。僕自身が思うのだから、 組織の中で目の前の問題だけを解決してきたような方や、 どうせ誰かが解決するなどと思ってきた方には僕以上に厳しいと僕は思う。 なんとも、凄い社会が成立したものだ。
 いわゆる20世紀の実社会では「悪貨は良貨を駆逐する」というグレシャムの法則があるが、 確かにこの法則は経済的な法則というより、一般的組織論としても正しいと思える。 組織のモラルはその組織の構成員の低いレベルへと流されがちだ。 みんなで渡れば怖くない式に、実は良識は悪意に負けていく社会に僕らは身を置いている。
 しかし、だれでも追記記載のできる フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』は、 誤ったことを記載すれば直ちに良識という Internet user の手によって修正されてしまう。 つまり、Internet 上では「良貨が悪貨を駆逐していく」。 すべての情報市民が記載を監視しており、Blog のようなある意味で一方的な方向性を 持った人々の日記を除けば、良識に悪意の入り込む隙間は少ないといっても過言ではない。 つまり、僕らはそのような新しい組織組み(パラダイム)を手に入れたのだ。
 話は全くかわるのだけれど、僕はこの 2 年の間に家庭内 network を構築せざるを得なかった。家族が当然 Internet を 利用する時代になったからだ。この際、家の中を電話線が巡るなんて事を嫌がったこともあって、 無線LAN をセットアップして今日にいたる。もちろん、猛烈な再勉強が必要だったけれども、 TCP/IP なんてゆうかつては簡単だった IP address 設定の影に、security という どうにも煩雑な自己防衛をしなければならない時代が 到来していることをセットアップしながら実感した。
 ここに記載されていく内容はこの 2 年間の僕の遭遇した 20 世紀末から 21 世紀初頭の変化 についての記載である。興味があればどうぞ続けて読んでいただきたい。

FC2動画

 2004 年の 5 月の連休に僕は Dialup から離脱した。いわゆる ADSL 契約を NTT と結び、 リースの Modem に接続して利用している。もっとも家族が増えたことで、別に無線 LAN を 介在させて、別な Computer からも ADSL の利用ができるようにした。 2006 年初頭には KDDI の DION の 10MB ブロードバンドへ移行した。
an の光home
 さらに2010年3月には引越しの絡みと、地デジへの移行もあってテレビの見える NTT の FLET'S 光 に変更した。 つまりケーブルでの通信になったということだ。恐ろしく早いかと思ったが、Computer 側の 処理速度に限界があるのか、まあまあ早いかという程度だ。 この時点で、すでに書いた無線セットで手こずった関係で NEC のサイトで使っている 無線LAN のマニュアルを見てびっくりした。 ATERM の一部が recall だという。 シリアルナンバーを打ったところ、 すばらしい! 当たりだ!とのことで直ちに交換ページに 仔細を入力、3日もしない内に交換品が届いた。 ついていると思ったのは、結局、無線のセットが悪いわけでなく、光ケーブルルーターの 設定が悪かったのが原因だったからだ。迷わなければ僕は NEC の Site につなぐことはなかったろうから・・、運がよいと考えるべきなのだろう。おおよそ不具合などは、上記なのだ。申請手順に めぐり合えば救われるかもしれないが、遭遇することがなければ企業側は手間が省けたという論理になる。あらゆる企業活動は上記であり、20世紀の本質だと僕も思う。そのような業務に携わってきた 者として・・。

Eye-Fi(アイファイ)カードは、世界初の無線LAN内蔵メモリーカード  いずれ、通信代の下落は ころころ変わるからチェックも大変だが、時代の流れだからこれも努力するしかないのだろう。 2011年には Eye-Fi(アイファイ)カードと言う名の世界初の無線 LAN 内蔵メモリーカード が販売された。 デジカメに入れて普通に撮影するだけで、全自動で写真や動画がパソコンと オンラインサイトにアップロードできる優れものだが、今、このEye-Fiカード(9,980円)にEvernoteのプレミアム会員権1年分(5,200円相当)を無料提供するキャンペーンをやっている。 Camera から転送する手間が省けることは間違いない。

NTT『フレッツ光』

 実は 2003年の夏に Yahoo!BB を利用したが、 残念ながら FAX 自動切換え利用が出来なくなり、 これを断念した。例の試用期間内だったから問題なく返却できたのだけれども、どうやら この問題は未だに解決されてはいないようだ。どうもフックという機能が NTT さんの権利 らしいのだ、確かに僕の会社でも域内交換機が入った電話機からの DialUp ができなかった ことは記憶に新しい。このフックという機械的操作がなかなか曲者らしい。 結局 FAX をできないのでは話にならない訳で、最終的には NTT という事になるのだけれど、 これって何かおかしいと思うのは僕だけだろうか・、公正な競争を謳っているはずの現実は やっぱりねぇと思う僕は間違っているのだろうか・・。それも後述するパテントの消滅時期が 迫っている現実を背負っている。
 2006 年の初頭には TXU Electric Delivery などが電力線を利用したブロードバンドの実現を目指し始めた。 toppo(東京電力)も同様の試みに着手している。やがてはコンセント形状の LAN ケーブルが 出現することになると思っていたら、松下電器から現実の 社内電源コンセントを LAN ケーブルにする機材が発売された。(2006/11月)
  2009 年になってしまうと、上記はすでに既成の事実になってしまった。 今や、電力線は LAN の一部に化身したといっても過言ではないし、電力そのものを 空中送電する技術さえも具体化されようとしているを見れば、 やがては LAN 線など消滅してしまうという危惧をもつことができるかという思考に 僕たちが至れるかどうかを試されているのかもしれない。
 さて無線 LAN なんて事をやると、やたら Security に詳しくならざるを得ないからやってみた方が 良いと僕は思う。最近の Router なるものはそれ自身が Security 機能を内臓でもっており、 その設定たるや多岐にわたる。
 決して余談でも何でもない。新しい Computer の設定をするのなら Internet 接続する前に、つまりまず最初に Router の 設定をすることだ。当初、設定をせずに Windows の ServicePack の download 導入をして VersionUp をした僕は、 Router の設定になってびっくりしてしまった。SpyWare やら Virus やらすでに常駐して しまっていたからだ・・。結局僕は、全部物理Format し直しすることになり、 とんだ悲劇を味わうことになった。 凄いもんだ・・Internet は本当に無法地帯であることに戦慄した瞬間だった。
 最近はこんな話も聞いてしまう。得体の知れない機械が My network に表示されるけれど なんだろうって・・明晰な貴方であればすぐに理解できるだろう。そうです、上記の 反対の現象だ。無線 LAN 設定の Security 設定をしていない機械が半径数キロ以内に 存在するという意味になる。設定をさぼるとまさに赤の他人の Computer の My Network holder に提示されるてしまうのは WIN-XP の自動検索機能が優秀だからか、自動検索 機能を搭載しなければ設定ができないユーザーが増えたという裏返しだと僕は思う。
 無線 LAN の Security というと、MAC address Security 機能ESS-IDステルス機能無線暗号化機能など、おおよそ上記の設定をすべてやれば、いわゆる Virus 対抗SoftWare なんかは全然必要ないんだと僕は思うが、安全を気にする人は 導入しておくことに越したことはないと思う。 ちなみに僕は Virus 対抗SoftWare を導入してはいない、なぜって やたら遅くなるからだ・・閉口するほどひどい。それでも導入するならば Free の Avesta! はお勧めの ひとつだと思う。早いし、VersionUp も頻繁すぎるというほど頻繁だ。 (ほとんど毎日更新されたから驚かされる)
 最近の Router は web address を持っており、物理的な Site として設定変更画面が 表示されるので簡単にセットできる。Manual に IP address が記載されているから簡単に IE (Internet Explore) から設定できた。 無線暗号化機能には WEP (Wired Equivalent Privacy) や TKIP (Temporal Key Integrity Protocol)、 AES (Advanced Encryption Standard) があるが、個人の利用であるならば、 LAN 本体に印刷されて張られていて識別できる WEP の暗号 code だけで十分だと思う。 第一、TKIP AES を設定したにしても暗号化した暗証keyを覚えていられない現実がある。 本体に印刷された WEP ならば記録しておく必要がないからあとでストレスがない。 もっとも、悪意のある他人に LAN 本体の印刷内容(WEP 暗証)を見られないようにする 必要はあるけれども、仕事場とは違う家庭内 LAN だから訪ねてくる人も少ないという現実がある から簡単なセキュリティとしてはもっとも有効だと思う。
 もっとも、物理的な話をすれば結局僕は増幅アンテナを購入することになってしまった。 マンションといえども端と端からの無線の場合は出力不足で安定しなかったからだ。 大広間なんかの場合は良いのかもしれないが、家庭内 LAN だと家具なんかもあるし、 電子レンジと同じ周波数域を利用しているなど、中々難しい。 2007 年に入ると WiMAX だの NGN だのまた毛色の変わった通信環境が出現、 無線LAN は複雑な組み合わせに耐えないといけなくなってきた。正直言って僕などついていけな くなったと思うが、遅ればせながら徐々には理解を深めたいと思っている。
GMOどこでもLANは離れたマシン(パソコンやサーバー)同士で安全にVPN(仮想LAN)を構築するサービスです
  2010年になって激しく整備されつつあるのは HotSpot という名のどこでもアクセスという 無線LAN だけれど、僕も最近は e-mail に追っかけられる移動しながらの仕事が増加した。
Hi-Hoはこの分野の 草分け的な存在だともおもう。 E-mobile も 定額での安価な提供が売りだ。通信では本家のNTTコミュニケーションズの 無線LANサービス「ホットスポット」も、 一日だけ利用料金など利用者にわかりやすい料金体系を目指しているようだ。
 新幹線の中でも Computer を広げる人が増加、700系の新幹線がすべての座席の窓側にコンセントを 取り付けてから久しい。2010年5月、Nifty の従量制の HotSpot を利用して東京-大阪間の 新幹線からアクセスしてみたけれど、拍子抜けするくらい簡単に接続して仕事をこなせた。 @niftyコネクトforモバイル 2.0 は nifty から自由にダウンできる優れものだと思う。 数種類の回線選択ができるから上記は簡単に接続できた。
 もっとも、回線が開くだけだから、接続業にやたら煩雑な思いをした。中々つながらないのだ。それで 色々とプロバイダーを物色した。幸いというか僕の自宅は現在、光ファイバーを利用して TV も Internet も つないでいる。つまりフレッツ光 というやつなのだが、契約者については、追加で、 フレッツ・スポットの利用ができて、 何と 210円/月の使い放題という素晴らしいサービスを発見。早速申し込みして利用した。 凄い、簡単につながってしました。安いし、確実、おすすめだと思う。
 ちなみに、700系以外は出入り口側の一列だけが利用できる。もっともこのコンセントは 掃除用についているものであり、電力の安定を保証していないから注意は必要だか、 実際には使えたし、車掌も見て見ぬふりのようで僕にはありがたい。つまり近い将来、この席は 取り合いに近い状態になるともいえる・。もっとも、700系以外は Mobile 通信は残念ながら できない。仕事の報告書を作るくらいしかいといっても、それも重要と考える人は何人いる だろうか。一般的な Note Computer のバッテリー保持時間は約 1 時間、大阪-東京間はまだ 2時間以上を要する。

 ちなみに、僕の会社でもその後無線LANをセットすることになり、色々と物色した上で Corega という会社の ものを購入した。error 制御の性能を買ったのだけれど、非常に強烈な電波であり、3階建ての 僕の事務所でも使えたので買うならば推奨しておくことにする
 また、2010年9月に僕はまた中国へ仕事で行ったが、中国の線なしでの構築は国土の割には経費が 合うのかもしれない。この時、青島(Qingdao)の空港で数時間待ち合わせがあったが、この間 レストランで無線LANスポットのパスワードを教えてもらい、簡単に Internet できた。 それは同時に訪問した会社でも無線であり、驚いたのはパスワードなしで繋がってしまった ことだ。大きな工場なので到達距離を確認しているのだろうか、別に使われても良いと タカをくくっているのか・不明だが、いずれ上記のどの場所でも twitter には接続できなかった。 中国の現在なのだろう。

 さて、パテントの消滅という副題をつけた理由は、21世紀のキーワードになってきたと思うからだ。 ジェネリック医薬品 という言葉はいまや一般的な市民権を得たと思う。つまり既得権利の消滅した薬 のことだ。それはあらゆる部門に線香花火のように小さく輝いている。やがて、大きなうねりになる 事は確実だと僕には思える。

 2005/1/13 のことを忘れないほうが良いと僕は思う。この日、IBMという ガリバー企業が 500 ものパテントを無碍もなく捨てたということだ。 (今後も状況によっては 3000 もの SoftWare をすべて公開する用意があると 公告している。) もっとも、権利の放棄はされていない。 自由に利用してよいという言い回しになっているから、この決断は
PDS ではなく OSL という日本の発想の上に立っている。
 また、これに続くことの 2007/7月には WEB 関係の Program 関係の著作権も放棄すると名言した。 IBM は MicroSoft のようになりたくないのかもしれない。 権利の独占的主張が Europe で招いたあまりに独占的という排他命令につながったことを 考えると 21 世紀のキーワードのひとつが垣間見れると取る僕は間違っているだろうか・。

 これに引き続く様に 2007/10月のEU独禁法違反で受けた Windows の技術情報の公開に沿って、 Microsoft 社はついに 2008/02/21 Windows, Office などの主要製品の原則無償公開すると発表、 舵の方向を大きく変えることになった。
 富士通
   2011年1月この戦略の末路には、 世界市場を握れない国内ガリバー NEC さえ連携しようとしている。この会社が 中国資本をもって中国市場向けの生産工場をほしがったためのようだ。巨大な購買力の 下では、あらゆる生産設備がその購買力へシフトしていく。
 2000 年以降、Linux の普及は目覚しいものがあり、たとえば北海道庁(北海道の県庁)が これを採用している事実に貴方は何を思うだろう。税金をその原資としている新しい形が ここにあるのだと思うし、それは民間でも経費計上しなければならない現実と対峙している。 中国のこの先進的な動きに対して、僕らはどんな認識で臨むべきなのかの回答を下す人は まだいないようだ。
 他方では、 2010年のノーベル化学賞に輝いた根岸英一氏と鈴木章氏の二人に同様の気概を感じる のは僕だけだろうか・。彼ら二人ともが特許申請しなかったことで、技術の普及を早め 貴方の目の前にある液晶モニターさえ作り出した。後日、正反対のことが起こる。 劉暁波氏の受賞はまさにノーベルの精神かもしれない。とたんに中国政府はあらゆる情報 制御に乗り出し、その夜の気象予報の中国位置アメダス画像が表示されないのには 呆れた。 この隣国の政府の正体が丸見えになった瞬間だったと僕は思う。

 他方、 2008年5月、Googleは
Google Docs & Spreadsheetsをついに web 上で成立させた。 ワードプロセッサと表計算の機能をWebアプリケーションとして提供するサービス であり、多人数での共同制作機能を持っており、 書いたドキュメントを一般に公開したり、ブログに投稿す ることも可能。 file として download 可、ファイル形式は HTML Microsoft Office OpenOfficeドキュメント PDF 、e-mail での送信も可能、 上記の機能をすべて備えたプレゼンテーションツールがWeb上 で、しかも Google アカウントさえ持っていれば無料で使用できるようになった。
オフィスソフト  その証拠に、2007年7月1日この国の総務省は MS-WORD や MS-EXCLE の国家機関の 新規購入を禁止する通達を出した。NHK が報じたこのニュースが何を意味するのかは明白だ と僕には思える。2万円以上の対価を支払って ISO JIS 規格に適合していない SoftWare を 買い続けることは誠に馬鹿げたことだと、国家がようやく気がついたということだ・。 (ISO 規格は 2008 年後半に取得されたようだが・・、JIS は放置されている。 JIS 規格など中国とアジアの利用人口と比較すれば、実はどうでも良いものなのかもしれない。 僕自身がその是非を問えないほど、2008年後半の経済について資源利権主義の勃興にうろたえている 事実はあるのだから・・。)
 さらには2011年、国内の官庁がついには OpenOffice を作業基盤として正式に採用した。 問題はデータの互換性と保持であるとすれば、共通基盤にしてしまえば経費は圧倒的に 軽減される。なにしろ無償を持ってその透明性を樹立した OpenOffice に、利益をもって 有償の道具が勝利できるはずもないのだと思う。
 OpenOffice はすでに成立し、 それどころか Windows に代わる OS Linux が成立して久しい。 無償の利用できる SoftWare が存在するのに税金を使って有償の SoftWare を購入する愚を ようやく認めたということだ。多分、僕の会社の社員同様、たくさんの人が上記の決定に 唐突な虚脱感を味わうに違いない。その人々は上記の対価を払って購入することが もっとも安全で互換性を維持できると主張してきたからだ。現実には最も排他的な SoftWare で ある事が証明されてしまったのかもしれない。多勢に無勢が資本主義社会だとすれば この愚考は20世紀が刻んだ Max Weber のいう「資本主義の精神」の黄昏だというこ とになるかもしれない。
 2008/01/25 この日ついに前年 USA で販売された $300パソコンが国内で発売された。 元々、LINUX を採用していた上記の製品が日本国内では WIN XP を装備して販売される そうだ。 風説によると MS 社はなんと WIN XP をわずか $40 で発売会社へ提供したとの話 を漏れ聞いた。もちろんこの Computer は持ち歩きを前提に data の破損防止 を一義的に開発目的にしており、 data はすべて HD ではなくて format された MemoryCard に 記載される。OS も同様であり、MemoryCard が Disc になった日として歴史に記載されることに なるのかもしれない。僕は今日現在、購入する気で検討に入っていたが、結局 Card の容量が もう少し大きい方が無難と判断して、少し枯れるまで待つことにした。

 対抗して、マイクロソフトは2008/3/6、主に中小規模企業、個人事業主などを対象に、 メールアカウントやウェブスペース、グループウェア機能などを提供するインターネットサービス「Microsoft Office Live Small Business日本語版」 ( http://smallbusiness.officelive.co.jp)の正式運用を開始したと発表した。 Internet 上でのアプリケーション全部がやがてはすべて自由に利用できる時代の扉が 開いたといっても良いと思う。


いわゆるクラウドの peer to peer 情報管理には一手かも

 Use OpenOffice.org
 2008/4 に僕はついに MS-OFFICE なる業務用の Software をすべて利用できなくした。 いつかはやろうと思っていたことではあるも、
OpenOfficeが Sbase なる Access と同様の 機能を ver2.0 以降に添付したからだ。それで良いと僕は判断しているが、 同様の判断に至る人はまず少ないだろうと思う。いずれ、FreeWare(OpenDoccument) である  OpenOffice が MS-OFFICE を超えた瞬間なのだと僕は思う・・。 WordExcel も対価が必要であることでその価値を失ったと 僕には思える。対価なしで利用できる FreeWare の方が有用だったなんて表明すると 奇人に見られること受けあいだけれど・・21世紀になってしまえば、非常識ではなく 常識になってしまった。
 2008年11月、上記の Version は 3.0 となり、日本人の好きな罫線の操作を除けば OpenOffice は MS のものより使いよいものとなったと思う。実に象徴的な話ではあるが、 僕の会社の NoteComputer は Corega の 無線LAN を利用している・・。まだ Network Printer の 台数が少ないので有線LAN の方が利用しやすいと考えるひとが多い中、会議中などの Projecter 表示の関係で僕は無線を利用している。先日の会議のさなかに資料だけを持ってきて、 僕の Computer を利用して Excel file を表示して説明をした人がいる。彼は何の違和感もなく 比較的大きな file の説明をやった。終わってから、これ excel じゃないんだけどと言ったら 「えっ」という顔をしていた。指摘しなければ彼は Excel と思っていたに違いない。
  2008 年になってから驚愕の事実が発表されている。それは MicroSoft 社が作ったという [ PageUP] {PageDown] という キーボタンに特許が認められたという。アメリカという恐ろしく権利意識の高い国家 の世界戦略が垣間見れるような気がするのは僕だけだろうか。たしかに TypeWriter には 存在しないキーではあるも、いまや公然化したこの動作をさせる単なるボタンのひとつに パテントが認められてしまう。当然のことながらこの経費は消費者に付回しされることは 明白なのだと思う。Linux などの成立とあまりに違うこの経過について、僕たちは 強い権利意識と共有への強い普及意識との相反する狭間にいる。

 世界の名著を集めた電子図書館でもある 青空文庫はすでに著作権の消滅した不朽の名作の内容を画面に提示してしまう。 書籍デジタル化委員会 電子図書館でも古典は無料の file として提供されて Download できる ようになった。つまり、僕らがその 本を購入する必要はなくなった。人類の英知は特定の人々のためだけのものではなくなったと言えそうだ。 もっとも、 Computer と Network を必要とするという点はあるのだけれど・・。
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 逆に、本を読むという行為も電子化されていく経路上で、ついにネット上で読める 形態が成立している。同時にこの Site は作者も公募しており、自由に著作を登録し 値段をつけて公開できる。読まれた印税は 50% という事であれば、もう紙の上に記載する やり方は葬り去られるという将来が見えてきそうな気持ちになる。
 紙の上でじっくり読む事にも価値はあると思うのは僕だけではないだろうけれど、 デジタル工房という名の出版社が、 マスコミという網に乗れない無名な作家たちに取っては、まるで夢のような話 に思えるかもしれない。僕も 30 数年前に漫画作家になろうとした時代を思い出して この存在に驚きと感歎の気持ちを隠せなかった。


 僕はすでに作為的な隠蔽について、 [basic というprogram ] で隠蔽が生み出すブレーキに ついて指摘したが、特許の公開はその内容を理解する人々によって支えられている事実にも 言及しなければならないと思う。 なぜなら、このことは知らせないようにしている節があるからなのだ。 実は、知られると色々と困る人々がいる。 かつてのオタクであればだれでも知っていた事が、 ユーザーが増加すると、この事は商売の種になるからだ。 隠しておけば僕も商売できるなんて事になりかねない。
 2007年になって公開された昭和天皇の問答のメモの端書に、戦局を隠蔽し続けた戦犯たちに 対する恨みに似た憤りを共感できるだろうか。なんと、それらのメモの中には昭和天皇が 短波放送から現実の戦局を知ったという逸話が紹介されているという・・。昇格し、 独自に法令を策定できる防衛省が同様の暴走はできないと思う。すでに短波放送に代わる Internet は成立してしまった。その意味では Internet によって報道の脚色や誘導は ほとんど無理になったといっても過言ではないと思う。
コメリ・ドットコムのトップページへ
 隠蔽しないことで消費者の支持を取り付けた会社は 2006 年になってあまた存在する。 コンビニ ( セブンアンドワイ = セブンイレブン) がその代表格であり、それより以前はホームセンターがまさにその一翼を担ってきた。 各社の webpage には利用法についての啓蒙 page が散在している。まさにそれが彼らの 認知された意味であると僕は思う。貴方の会社はどうであろうか・・?。 僕の会社はどうであろうか・・?。Internet 時代の申し子である僕とすれば、 隆盛のホームセンターも Internet と連携せざるを得ない現実が目の前にあるし、 それは連携すること意外に今後の企業価値はないのだと考える人々によって支えられている。 コメリ は東北地区でのハード(機械)重視のホームセンターだけれど、啓蒙に対するホームセンター の意欲はすばらしいものがあると僕は思う。
【トイザらス】プール特集

 こう書く理由は HardWare の啓蒙と実践 にはまさに上記が必要だと思えるからだ。熱心にその構築に手塩をかけてきた人々にすれば、 説明書さえ読まない人はある意味ではお客ではないという現実がある。この現実を丹念に 論証するすべはあまりにしんどい・・。その意味では、しんどいことを請け負う人々はいまや LiveDoor のように皆無なのかもしれない・・。本当にそうだろうか・・。彼らも その現実は熟知していたのだ・・。誰かが、おおよそ教えられる誰かが怠慢をしただけだといったら 貴方はどう思うだろうか・・。 その誰かは貴方であり、 僕であるのだという事実を否定する能力のある人々がいるとは到底思えない。 若い人々の暴走は、 その人々に関わった貴方と僕を含む関係者の責任であることを決して忘れないほうが良いと思う。

 他方、2007 年 米Sun Microsystemsバイスプレジデント兼同社フェローであり、「Javaの生みの親」 として知られているJames Gosling氏が最高位のカナダ勲章(Order of Canada)を得た。 彼が衛星データ取得システムなどの開発を手がけたことがその評価だということだ。 Sun以前で最も有名な実績は、UNIX版Emacsを開発し完成させたこと であることを考えるとき、僕たちが彼に感謝することは当然といえば当然であり、勲章ひとつで その功績に応えることはとても難しいことに思える。すでに僕の最初に利用した editor が MicroEmacs であったことは記載したけれど、これほどまでの航跡を経た好奇心の塊に僕たちが 敬意を表明し続けることが、実は社会を、会社を発展させていく起動力なのだと思う。 これほど丹念に Computer の歴史と関わって来た人間を僕は他に知らない。

 2008/7月、iPhone なる携帯電話(?)が発売されて、「黒船の再来の繰り返し」は始まった。 海外通話できるこの電話機は高額ではあるも、たくさんの人が列を作って購入している。 国内の携帯電話会社の販売政策は舵を変更せざるを得ないであろう。I-Phone が携帯電話で ある訳がないことを報道するマスコミさえも知っているのにそのことに言及する所謂 コメンテーターは誰もいない。この国では本当のことをマスメディアで言及してはいけないのだ。 こんな自体になったのは、実は規制という政治の介入が再生産していると僕には思える。 天下り先の確保に奔走している官僚たちの利権確保が、いかに馬鹿げたことであるのか・・。 鎖国をした江戸幕府時代には隠居という制度が実に見事に稼動していたことを振り返るとき、 報道されるあまたの嘆きは、皮肉にもこの国の見せ掛けの 民主主義(=拝金主義)が正常に動いていることの証かもしれない。
  2012年2月、僕もながれにそったというかこの iPhone 4S なる電話機を契約して購入した。どこに電話なものか、 完全なコンピューターだが、そう言ったら引いて購入しない人がいることを見越しての物言いなのだろう・。 僕の利用はほとんど Computer 側面だが、それを電話機能の拡張だと誤解しているのが滑稽にも思える。
 僕は仕事上ここ数年の間、新卒の新入社員の講習を請け負う機会が与えられてきた。 その席上で言い続けてきたことの 3項目のうちのひとつが上記に記載した好奇心についてである。 僕の父も彼同様に、逝くまでまさに好奇心の塊(かたまり)であったと僕は尊敬している。
 Karl Marx が述べた一般的利益低減の法則という訳のわからない法則があるのだが、 この法則は、去年と全く同じことを仕事としてこなしたという会社の今年の利益が 10% 減少する という法則なのだそうだ・・。30年も前の大学時代にそう聞かされた。 イデオロギー法則をその前面に打ち出してきた「資本論」の著者 Karl Marx の唯一の数量法則 と言えそうだが、これは現実の学会では証明されているのか、さだかではないとはいえ 現実なのだと僕には思える。
腹減った?? ドミノピザ★クワトロ・チーズメルト Mサイズ\2800 Lサイズ\4200  新しい10% を企画投入し得ない社員は、 資本投下価値的には自然増加する彼のコスト分減少する損失10% を認識しているだろうか。 もちろん、10% にはいろいろある。利益の追加10%もあれば、コストの削減10%だって同じ意味になる。 が、コスト10%減らすなんて無理だと貴方の脳裏に浮かぶだろうか・・。当然、僕たちは 技術革新よろしく新しい10%の利益を生む模索を続ける事になる。それができない構成員は無能だと 言われても致し方ない社会になったのだと僕には思える。残念ながら・・それは意思決定する 上層部CEO についても同じなのであり、日本的経営を続けてきたリクルートであれ、 2007年の日興コーディアル証券であれ事態は同じことだ。+10% を生み出すことを忘れてしまった 結果であり、10% を生み出す方法を取り違えた安易な結果なのだと僕には思える。
 2009年が労働者に取って恐ろしい年になりそうな話ばかりがマスコミでコメントされている。 あのバブル期に僕らが得た教訓は、いかに楽してたくさんの収入を得るかだったのではない か・・。苦労して仕事をすることを忘れてしまった人たちの群れが、リストラという簡単で 理不尽な決定を躊躇なく実行している。

ランズエンド LANDS' END
 上記の苦労して仕事をする原動力はなんであろうか・。それは前述した好奇心 と探究心に他ならない。 今や、リストラという簡単な選択しかなくなったアメリカ的な企業には 自己の好奇心のかけらも存在しないのかもしれない。人の好奇心の上に立って好奇心の本質を 忘れた瓦礫(がれき)が垣間見れると言ったら言い過ぎだろうか・・。 僕には、ありとあらゆる目の前の事象についてなぜだという疑いを自己疑問として繰り返しているかが、 好奇心の正体だと思える。そして、、 なぜだという動いていない未知の灯台に、ともし火をつけて回ることが探究心の正体だと思う。

 好奇心には付随すべき実行力が要(かなめ)となる。それが探求心である。 好奇心が実行されると探求心に変化することになる。 実は、好奇心の立証が探求力であることを誰も言わない。たとえば、目の前の解決できない 問題について隣の人に聞くという行為をする人がいる。問題を自己で解決する意欲を持った 人はほとんどいないのだ、聞いて解決できればその場はそれで良いと思っているからだ。 簡単なのだその方が・・、だが簡単ゆえに落とし穴がある。快く教えてくれる人なら良いが 教えることに意欲のない方であればどうなるだろう・・。付け加えるならば、 聞かれても返答できない上司であった場合はどうか・・??。 実は、教えてもらうという行為は探究心をそいでしまうと僕は思ってきた。
  10年の間続けてきたこの WebPage 全体が僕の探究心の報告書だと僕には思える。つまり、 自分で調べるということが探究心の根底に存在している。自分で調べないで人に聞く人ことを 繰り返している人は、好奇心はあっても探究心が欠落している。 よく見回してみることだ・・バブリーな時代の人々がいまだに上記を続けていることに 気が付くかもしれない。


 21世紀まで続けてきたこれらの WebPage 群もどうやら脱稿するときがきたと僕には 思える。自分で調べるという探究心を持った人々が減ったと僕は感じている。貴方が そのような人でないことを切に願って、僕の好奇心と探究心の記録を閉じることにする。


年寄りの僕もまだ探究心に満ちていると思うけれど、休稿・・。(May 2009)


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