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この旅行の企画は家内からだった・。60才になろうとする僕の卒業旅行も
良いかと思って同行することにした。多少の下調べはしたつもりだったが
実際行って見るとは大違いなのは、旅行にはいつもの当然の結果だった。
これからつづられる内容はまさにその旅行記なので、興味がない方はここで退出したほうが
よろしいかと思う。個人的な記述に興味があるならば、続けて読んでください。
あけて2012年、この旅行記の書かれた環境とは大きく様変わりした日韓関係を思うと、 いささか疲れてしまう。 あの大統領の竹島上陸以来、この僕でさえ韓国人の頭の中にあきれてしまった。この旅行記が単なる上辺だけの ものになっていることは、その時の僕のノウテンキを明らかにしているかもしれない。
僕はその後に、相当量の韓国の、在日の情報をネット上で調べ尽くす事になったのも、上記の出来事が原因だ。 今では、少なくとも、韓国の世論ではない少数意見を聞きたいと思っているし、そのような人がいると考えて いるのだけれど、なかなか希望は実現しない。 「日本帝国の申し子」というエッカートという外国人が記載した 当時の韓国の真実を伝える良書がある。日本人でもない、韓国人でもない、この人の評論が多分真実の 韓国を教えてくれるのだと思う。
ただ残念なことに、この戦前の韓国における資本主義の発展が、 日本国内とは全く違う植民地下での独占資本という 形を呈したことが、かつ戦後も繰り返して同様の資本集中的な土台の上に構築された事が、 現在も過去も韓国の双生児のような資本主義を構築する ことになったと記載がある。素地が同じあれば効率的に同じやり方が即効性があったということだろう。 この詳細な調査を土台にした韓国の資本主義の生成について、 民族主義的な範疇だけで成立したと韓国の現代の学者たちは言いたいようだ。 随所に反論としての批判的な記載があり僕も同じ感覚を思った。 すべての韓国経済のいびつさの元凶がここにあるだと 思うに充分な論証だと思う。機会があったら是非一読することを薦めたいと思う。
韓国のクチコミ
また、竹島の件については 2013/11月ようやく日本政府は正式な竹島に関するビデオ表明を始めた。 遅きに逸したと言われかねないが、国際的に日本の主張をすることこそ外交の第一歩であることに気がついたようだ。僕としては、この動きを歓迎したい。 参考に必要ならば、以下を click すればそのビデオを見ることが出来る。
こうして、家内とともに 2010年11月7日僕は韓国に立った。空港で現地のガイドさんと合流、
同行するメンバーとともにバスへの時間待ちに、僕は事前に調べて置いた
現地の銀行のクーポン券をもって両替してもらった。
韓国観光公社で
調べたものだけれど、事前調べでは一番内容が濃いと思ったし、2010年以降は韓国観光年に
指定されている上で、いろんなイベントが実施されている内の価値ある一つだ。
Hana Bank という料率が良いと銘打っている銀行なのだが、2万円が 261476 WON に
なった。改めて金がなくなり、二日後には
別に両替をしたが、738 WON(1万円当り) 程度は得をしたようだ。
まあ、物は試しである。結果はオーライ、たしかに料率はよかったようだ。
もし、行く機会があったら利用してもらいたいと思う。
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さて夕飯はサムギョブサル・、わかるかな!?
サムギョプサルとは、肉と脂肪の部分が3重になっている豚の腹部分、即ちバラ肉のこと。世界的に見ても韓国は世界一のバラ肉消費国なのだそうだ。生のバラ肉を鉄板で焼きあげ、サンチュに付け合せの野菜やおかずなどと一緒に包んで食べる。大衆的に愛されるメニューだと・・。 カリッと焦げ目がついたくらいに焼いてサンチュの上に乗せ、好みでニンニクやキムチ、味噌、付け合せのおかずなどをのせてから巻いて食べる。
詳細は
click ! ごはんがおいしいかった。今年の新米らしくつぶは小さいが、国内のコメと
遜色ないと思う、おかわりしてしまった。
慶州市の古墳公園はまさに街中に存在する世界遺産なのだという。たしかに
道路脇に存在するのだから、この町自体が世界遺産だといえばその通りかもしれない。
ガイドの金さんによると、前の大統領がこれらの中のひとつについて中身を確認する
命令を出したととのことで、一つは中に入ることができて実際の中の姿を見れるように
している。日本の古墳行政とは大きく違うと思ったのは僕だけではなかったようで、
同行した仲間が皆その英断を賛美していた・・。また、地元の小学生や中学生だろうか、
授業の一環としてその意義を教えていたのにも共感を覚えた。自分の国の成り立ちを
教えることにどんな恥じらいがいるだろうか・・、微塵もあるわけがない。
この国でも同様の史実を教えようとすれば、一時は偏狭教育などと言われた時代も
あったようだが・・、今はどうなんだろうか・・。
残念ながら年寄の僕には確認しようがない。
もっとも、「独島は我が領土」などと子供の頃から歌わせられるのでは呆れてしまう。 この国の歴史観が、正当な歴史を背負ったものであることを教えるならば、異論を挟む 余地はないが、中国同様、歴史はその次代の為政者が都合の良いように作り上げるものだ という観点にたって日本の歴史観を捏造だと見るのは、つまりは自分たちの歴史がそうだ という鏡になっている様だ。
もちろん、このネット時代だ。偏狭教育と言われる事実と真実も画面に表示されて しまう時代になってしまった。嘘を100回いえば本当になるなどと言っていた時代は 遙かな過去になった。其の意味では、当時の現地朝日新聞の写真という証拠によって、 まさに捏造を暴いた最新の本がある。 「ひと目でわかる「日韓併合」時代の真実」は文字よりも写真を重点においた本なので一目瞭然、 一読することを薦めたい。 なぜなら、関係が落ち着く時代がいずれ来るならば、僕は自分手配の旅行をしようと思うからだ。 ツアーでは作為的に外されていたのか、理由は不明だが独立門を見てみたいと素朴な気持ちで思ってしまう。 この日韓併合の翌年に立てられたものが、併合の祝賀として立っている事に違和感さえ感じるからだ。 (詳細に記載している方がいるので、 click してもるのも一考だろう。) さらには、独立記念館のある中庭に展示されている、解体された 旧朝鮮総督府のホール先頭 を見てみたいと思う。 いささか、現在の状況では無理難題かもしれないが・・。
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夜飯の海鮮鍋はなかなかのもので、また米のお代わりとキムチのお代わり・・。
その夜は慶州泊となった・・。夜遅くはなかったのでその日は温泉に入れた。
ついでに近くの 7-11 (セブンイレブン)でビールを購入、家内と部屋で飲んだ。
もちろん、疲れもあってか即ダウン・・また次の日の早朝出発に備えた・・。
余談だけど、ローソンとセブンイレブンはそこらじゅうに存在する。売っている内容も
日本とかわらないが、品ぞろえの数量は日本ほどではない。あまり売れないのだろう。
このお米については、何らの説明もない。まさか日韓併合の前からジャポニカ米 を作っていたのか不明だが、韓国は戦後、品質改良をやってきたらしい。 農村振興庁国立食糧科学院が2006年に開発した[ホプム]なる品種は、 日本のコシヒカリと同程度だとの言及もあるものの、質より量を志向してしまい、 農薬の大量使用で味は落ちたとのこと。 詳細はクリック
台灣の[蓬莱米]同様の戦前の改良歴史が眠っているではと想像するも、 今の韓国では、自国の開発といって胸を張って言うに決まっているので、 これ以上は言わない。台灣の[蓬莱米]については click
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ここは最近ある事件で有名になった場所だ。銃の射撃ができる例の爆発の火事で
何人もの日本人がなくなった事件だ。ガイドさんにその先だという話を聞いて、火事場の
跡を見に行った方もいたようだ。僕にはあまり興味のないことだったので写真だけ
掲載することにする。釜山タワーのこの道路の先の左側にあるということだ。
適度の探索を終えた後はまた直ちに移動となった。釜山の KTX 、つまりは韓国版 新幹線の駅へ向かった。なんと、2.4時間でソウルへもどるという基幹鉄道のおかげで この旅行の全行程は成立している・。余談だけれど、僕がまた当地へ行く機会があったならばこの射撃場へは訪問してみたいと思っている。 その理由は、日本にいれば自衛隊に入隊しなければ決して体験できない実弾の射撃が出来るからた・。 はっきりしていることは、この平和ボケしてしまったこの国の民は、明らかに他の国から見れば異常 な国にも見えるだろう。一生を持って一度も実弾射撃をやらずに済む、とてもつかない国だとも 思えるからだ。実感することが実体験の上に立ってこそ、初めて建国も愛国も成り立つのではと 僕には思える。
都合上、昼飯は特注手配の弁当となり、これがまたうまかった・・。日本の新幹線内で
買えば 2000円はしそうな内容だと思った・・。(1000円ではコスト面で無理と
判断したけど・・僕は専門家ではないので確認したい人はこのツアーに参加することだ)
座席は国内の最新新幹線よりはすこし狭いかもしれない。でも苦痛ではない。
310km/h の表示がでた以上、新幹線と同じレベルではあると思う。
ソウル駅のすぐ東側には、旧京城(現ソウル)駅の建物がそのまま残っているのだが、 このツアーでは見せてくれなかった。別に地元のガイドさんにすれば、 戦前の日本の建物になど、興味はないのかもしれない。後で、google Earth で確認した のだけれどそのまま利用されている様だ。この次の楽しみになったが、地元の方に とっては悪しき歴史の産物なのだろうか・・。
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宣陵も古墳だそうだ。街中のビル街の中にある。形の違う古墳の集まりであり、
写真の通り、ここも市民の憩いの場なのだと思った。
微妙に古墳の形が違うのは、それぞれの都の思想の違いだと思う。
季節はまさに紅葉真っ盛りで景色の良い
時に来たものだとガイドさんが言っている。確かにこのタイミングを作れといっても無理だろう。
偶然のなせる業だ。日頃の行いがよいのか・・そんなはずはないと思うけれど・・。
同行した同じくらいの年齢の方たちが、「京都に紅葉を見に行く手間が省けた」と言ったのには
同感した。韓国と日本は戦前の併合という時代を通して、自然も共通の匂いを持ていると言ったら
今の韓国人にはお怒りを買うかもしれない。
さて、この日はいよいよ帰国前日となり、お土産を買わなくてはいけないかもしれない。 ロッテ 免税店に夕方寄る予定通りで、巨大な旅行者専用のお土産ショップができていた。 僕は会社のお土産について、すでに書いた釜山でお生まれの彼女から情報を得ていたので、 マッコリ味チョコレート(ノンアルコール)へ直行して消化。商品としてはまだ ポピュラーではないようで、店頭の奥に並んでいたから、これから韓国旅行をする人の お土産の定番になりそうと思った。結果の評判も良かったので推奨しておきます、 旅行の土産として。 彼女に感謝!。
さて、そんな韓国の現在についてどうも理解に苦しむ僕としては、ようやく目からウロコの本を 見つけた。作者は産経新聞の記者として長くソウルに居た方である。すこし古いけれども、 金大中時代の韓国の有り様を見事に解説し、まさに現在がその延長上にあるというジレンマの 連鎖を描き切ってしまう傑作だと思う。もっとも、すでに絶版かもしれない。僕は当地の図書館から 借りて読んだ。
僕のような遅れて左傾化から中庸へ戻そうする事に参加した者にすれば、10年前のこの本の 真実こそが今の大韓民国を活写していると思う。象徴的な後半の段落の表題は「韓国の北朝鮮化促す 国家保安法の廃止」というくだりだ。なんと、韓国人は北朝鮮に対して自虐史観の塊を持っているという 、日本人には想像もできない指摘から始まる。それ故に太陽政策を実行し、融和を図り、 日米には北朝鮮を刺激するなと発言する。この本は、そのような理解不能の韓国を理解する 良き手引書だと推奨しておきたい。もっとも、韓国では例の有害図書指定かもしれない。つまり ビニールで封をされて販売されていれば、まだ救われそうだ。
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蛇足を最後に追記しておくことにする。往復で利用した飛行機会社は大韓航空である。
KOREAN AIR は SKYPASS いうマイルを国内同様にやっていることを知っているだろうか。
来るときには、思いつかなかったのだが、マイルがつくなら欲しいのが人情・・。空港
のカウンターで搭乗券を提示したら、カードを作れるとの返事なので、家内のを含めて
作ってもらった。(日本語通じません、英語なら OK) この間、多少の時間がかかってしまい、
家内を待たせたのだけど、一人で待つのは心細いでしょうと一緒に待っていただいた
同行のご夫婦に感謝。ありがとうございました!!。
やはり、作るのなら成田でやるべきだと思う。
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